2019.07.07 07:05とべ動物園30年ほど前、2頭の子象がアフリカから日本にやって来ました。その2頭の到着を待っていた動物園には彼らを「出来るだけ幸せにしてあげよう!」と覚悟をもって臨むベテランの飼育員さんがいました。「皆んな、家族だからね」と 優しく接する飼育員さんに、不安がいっぱいの2頭でしたが、少しずつ、少しずつ心を開いていったそうです。最初の媛ちゃんは、リカさんが初出産という事もあり、上手に子育てが出来ませんでした。子供が母親を恋しがるのは当たり前で、危害を加えてしまうかもしれないので人工飼育で育てられることになりました。飼育員さんが1年近く獣舎に寝泊まりして媛ちゃんのお父さんとなり時にはお母さんとなりリカさんと一緒に育てました。次に生まれた砥夢くんはお母さんがちゃんと育てあ...