「初めまして、宮子さん」
近くに来てくれたので声をかけてみました。
冷たいだろうコンクリートの上で、お昼からだったので日陰に入っちゃう放飼場に立っていた。
ずっとずっとひとりぼっちでこの場所にいたんだね。
宮子さんが信頼を寄せている飼育員さんのご厚意でゾウ舎の中も見せてもらいました。
いつも寄り添ってくれている飼育員さんがいなかったら宮子さんは
本当の孤独だったね。直接飼育が出来る環境で良かったと思いました。
でも、飼育環境としてこの独房のような環境を目の前にして言葉も失いました。
宮子さんと同じように汚れてボロボロのドアや壁・・・
壁と同化している宮子さんの体・・・
宮子さんがいることを知って欲しい。このままでいいのか問いて欲しい。
宮子さんが楽しく健康的に過ごせる環境を作って欲しいと願わずにはいられません。
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